- は -
・パース
建物の外観や内部を立体的に描いた透視図(Perspective)。完成予想図を描くのに用いられる。
・パーテーション
部屋の間仕切りや間仕切り壁。壁だけでなく、収納家具を間仕切りにすることもある。
・ハイツ
厳密に定義されているわけではない。アパートの呼称として使用されることが多い。
・パイプシャフト
>>パイプスペース
・パイプスペース
上下水道管等の配管スペースのことで、間取図では「PS」と記される。パイプスペースの中に電気や水道、ガス等のメーターを集めたメーターボックスが収められる場合もある。
・掃き出し窓
床面近くから始まる大型の窓。バルコニーやテラスへの出入り口になる。
・バスユニット
>>ユニットバス
・ハッチ
キッチンとダイニングの間に設けられる配膳用の開口部等、両側から物の出し入れができる間仕切りのこと。
・パティオ
スペインの南部に多く見られる中庭。マンションにもパティオ風の中庭を作るところが増えてきている。
・幅木[はばき]
床との継ぎ目に当たる壁の最下部に取り付ける横木。床掃除等で傷みやすい部分を保護するために設置される。
・はめ殺し窓
採光だけを目的とする窓で、開閉できない物。玄関ホールの吹抜け部分等によく使われる。「フィックス窓」「FIX窓」とも言う。
・梁[はり]
柱の上に渡し、屋根を支える構造材。
・バリアフリー
Barrier Freeで、障害者や高齢者等が生活する上で障壁(バリア)となる部分を取り除くこと。具体的には、室内の床の段差を無くしたり、廊下、階段、トイレ、浴室に手すりを付けたり、充分な幅を確保すること。
・バルコニー
2階以上の住戸の外壁から、外にせり出して作った屋根の無い手すり付きの露台。上階に同様のバルコニーがあれば、それが屋根代わりになる。分譲マンション(区分所有建築物)では、バルコニーは共用部分にあたるため、住戸の居住者が専用使用できるものの改造を加えたり物置を置いたりしてはいけない。
>>ベランダ

- ひ -
・PS[ピーエス]
>>パイプスペース
・PC工法[ピーシーこうほう]
>>プレキャストコンクリート工法
・引き戸
障子や襖のように左右に引き動かして開け閉めを行う扉のこと。観音開きの扉に比べ、開放時に必要なスペースが小さくて済む。
・ピクチャーレール
額縁や書画を飾る際に、釘を打って壁に穴をあけないですむように、額縁等を吊るすためのフックを取り付けたレール。
・ビルトイン
「作り付けの」「組み込まれている」という意味。収納家具や設備機器が壁等と一体化するように設置されていることを指す。
・ピロティ
1階部分の柱だけで構成された空間のこと。フランス語のPilotis(杭)からきた言葉。マンションの1階部分に住戸が無く、エントランスホールや駐車場等になっている時その1階部分をピロティと呼ぶ。

- ふ -
・フィックス窓
>>はめ殺し窓
・複層ガラス
サッシにはめ込まれるガラスを2枚にして組み立てた物。ペアガラスとも言う。断熱性が高く、結露の防止にも役立つ。
・フリールーム
>>納戸
・プレキャストコンクリート工法
Precast Concrete工法のことで、略してPC工法と呼ばれる。あらかじめ(プレ)、工場で型に入れて形を整えた(キャスト)コンクリートパネルを製造し、現場で組み立てる工法のこと。
・フレックスウォール
>>可動間仕切り
・プレハブ住宅
Prefabricated House。工場であらかじめ(プレ)、住宅またはその部材を製作(ファブリケーション)しておき、それを現場で組み立てる住宅のこと。
・フローリング
木質系の床材。サクラ、ナラ、ブナ等広葉樹がよく使われる。掃除がしやすく、カーペットに比べダニの心配が少ないことから、人気が高い床材だが、遮音性能が高くないと下階に音が伝わりやすいので注意。

- へ -
・ペアガラス
>>複層ガラス
・ペアサッシ
二重にしたサッシ。幹線道路に面している等、騒音対策が必要な住宅に採用される。
・壁心[へきしん]
壁の中心線を結んで測った寸法。内法(うちのり)に比べ、壁の厚みの分だけ面積は大きくなる。分譲マンションのパンフレットに書かれた専有面積は壁心計算によるものが多く、実際に使用可能な面積はそれより少し狭い。
>>内法
・ベランダ
住戸の外壁から外にせり出して作った露台。バルコニーとの厳密な差異は無いが、一般的にベランダは屋根があることが多い。
>>バルコニー
・ペントハウス
欧米のマンションやアパートで、最上階に作られる特別仕様の高級な住戸。

- ほ -
・防水パン
防水性の高い材料で作った排水口を持つ皿状の受け台。洗濯機を置くための防水パンは「洗濯パン」ともいう。
・保証金
賃貸借契約時に賃借人から家主に支払われるもので、「敷金」と同じ意味合いを持つ。関西では一部の地域を除き、「保証金」という場合が多い。退去時には、ここから敷引きが差し引かれて返金される。
>>敷金
・ホルムアルデヒド
人体に有害な化学物質の1つ。これが住宅に使われる仕上げ材や下地材、接着剤等に含まれていると、空気中に拡散し「シックハウス症候群」を起こす。現在ではホルムアルデヒドを含まないか含有量の少ない建材等の改良が進められている。
>>シックハウス症候群
・本間
>>畳

- ま -
・窓
採光、換気、通風のために設けられる開口部。主に、押し出し窓(くり出し窓)、腰高窓、高窓、出窓、天窓、掃き出し窓、はめ殺し窓(フィックス窓)がある。
>>押し出し窓腰高窓高窓出窓天窓掃き出し窓はめ殺し窓

- み -
・水腰障子
>>障子

- め -
・メーターボックス
電気やガス、水道等のメーターを集めて検針しやすくした物。玄関脇等に設けられることが多い。間取図では「MB」と表す。
>>パイプスペース
・メゾネット
上下2階分のスペースが1つの住居になっていて、部屋の中に階段があるタイプ。

- も -
・申込金
>>預り金
・木造
構造耐力の面で主要な部分を木材で造ること。
・木造軸組工法
>>在来工法

- ゆ -
・ユーティリティー
家事作業のための設備を置いたスペースのこと。洗濯機やアイロン、ミシン、食器棚、食料品貯蔵庫等が置かれ、キッチンや浴室に接続して設けられることが多い。
・UB[ユービー]
>>ユニットバス
・床下収納
床下に設けられた収納庫。1階のキッチン部分に設けられた物は一般的。
・床暖房
床の下に温水循環設備や電気による発熱体を敷き、足元から温める暖房システム。
・雪見障子
>>障子
・ユニットバス
防水性の高いプラスチック等で、床、壁、天井等を一体化して成型した浴室。間取り図では「UB」と書く。浴室だけのタイプと、浴槽・洗面台・便器の3点を組み込んだタイプとがある。

- よ -
・養生[ようじょう]
建物の設備の工事中や完成後に傷や汚れが付かないようシートで覆ったり、工事現場で災害防止のための処理を施すこと。
・浴室暖房乾燥機
浴室の天井にビルトインされたり、壁に取り付け、浴室内の換気や暖房、浴室内に干した洗濯物の乾燥等を行う。湿気を取り去るためカビ等も発生しにくくなる。
・予約金
>>預り金

- ら -
・ライトコート
採光のために造られる中庭。ライトコートを取り囲むように建物を配置する。「光庭」「ライトウェル」とも言う。マンションで採光や通風を確保するために設ける吹抜けもライトコートの一つ。ライトコートを設けることで、浴室やキッチンに窓を付けたり、玄関や廊下に自然の光と風を採り入れることが可能となる。
・ラバトリー
洗面所あるいはトイレのこと。
・ランドリーパイプ
浴室内に設けられた洗濯物を干すためのパイプ。雨天時や冬等洗濯物が外で乾きにくい時や陰干ししたい洗濯物を干す時便利。
・欄間[らんま]
天井と鴨居の間にある開口部で、和風住宅では、透かし彫りや組格子等デザインされた板をはめ込み、西洋風住宅では、ガラスのはめ殺しや壁にしてしまうことが多い。

- り -
・リフォーム
住宅の増改築、模様替え、修繕のこと。リフォーム費用を貸し出すリフォームローンもある。
・琉球畳[りゅうきゅうだたみ]
インテリア性を重視した正方形の畳。
>>畳

- る -
・ルーバー
開口部に一定の間隔、角度で取り付ける羽根板。日よけや通風、雨よけ、目隠しに役立つ。羽根板が動く場合と固定している場合がある。ガラス製で開閉可能なタイプを「ジャロジー」と呼ぶ。
・ルーフバルコニー
階下の住戸の屋根部分を利用したバルコニー。一般のバルコニーに比べてスペ-スが広く開放感がある。「ルーフガーデン」ということもある。

- れ -
・礼金
賃貸借契約時に、賃借人から家主に支払われる一時金の1つ。一般的に返還されない物で、文字通り「お礼」の意味合いを持つ。
・レバーハンドル
扉の開閉用の把手。ノブの代わりにテコの把手をつけたもの。
・レンジフード
キッチンのコンロから出てくる煙や臭気を排気するために、コンロの上部に設置される設備。

- ろ -
・廊下
住戸内の廊下の幅は、1人が通行するためには75cmほどあれば足りるが、車椅子が通るためには90〜95cmほどが必要になる。
・ロフト
本来は物置用の屋根裏部屋のこと。住宅で「ロフト」と言うと、天井を高くして部屋の一部を2層式にした上部スペースを指すことが多い。ロフトに上がるための専用の梯子が設置され多目的に利用できるため人気がある。

- わ -
・ワードローブ
衣装戸棚、洋服ダンス。
・ワイドスパン
住宅においては、間口が広い間取りのことを言う。ワイドスパンの住戸は、日当りの良い面や部屋を多く取れ、居住性能が高い。70u程度の3LDKで窓のある面の横幅が7〜8m以上あれば「ワイドスパン」と言える。
・ワイドバルコニー
一般的には1.5mほどの奥行き(出幅)を2m前後まで広げたバルコニーのこと。

- 数字 -
・1R
ワンルームのこと。部屋が1つでキッチンとの仕切りが無いタイプ。
・1K
部屋が1つでキッチン(6帖未満)で間に仕切りがあるタイプ。
>>1Rと1Kってどう違うの?
・1DK
部屋が1つでダイニングキッチン(6帖以上10帖未満)があるタイプ。
・1LDK
部屋が1つでリビングダイニングキッチン(10帖以上)があるタイプ。
・一間[いっけん]
昔からの長さの単位で、一間は約1.8m。押入の標準の幅(襖2枚分)が一間。
・2K
部屋が2つでキッチン(6帖未満)があるタイプ。
・2DK
部屋が二つでダイニングキッチン(6帖以上10帖未満)があるタイプ。
>>2K・2DKの間取アレコレ?
・2ウェイ[ツーウェイ]
「両面通行の」「2方向通行の」という意味。例えば「ツーウェイキッチン」という場合、キッチンへの出入り口が2ヶ所あり、リビング・ダイニングへだけでなく、洗面室へも出入できるようになっている。炊事をしながら洗濯できる等、家事動線が短くて効率的。
>>家事動線
・2×4工法[ツーバイフォーこうほう]
北米で生まれた建築工法で「枠組壁工法」ともいう。厚さ2インチ×幅4インチの断面の木材を多く使うことから、2×4工法と呼ばれる。在来工法のように柱や梁という「軸」ではなく、床や壁、天井といった「面」で躯体を支えるのが特徴。
>>在来工法
・二重サッシ
サッシにはめ込まれるガラスを2枚にして組み立てたもの。「複層ガラス」とも言う。
・3路スイッチ
1つの照明器具を、2ヶ所から点滅できるスイッチ。階段に取り付けられている照明器具を、階段の上と下のどちらででも点滅できるのが3路スイッチの例。

- Abc -
・ALC
Autoclaved Light-weight Concrete。軽量気泡コンクリート。内側に無数の小さな気泡を含むため、軽量で施工しやすく、断熱性・耐火性に優れている。鉄骨造等の外壁や内壁、屋根、床等に使用される。ヘーベル(商品名)はポピュラー。
・BT別
バストイレ別
・CF
>>クッションフロア
・CL
>>クロゼット
・DK
ダイニングとキッチン。「1DK」という場合、居室が1つとダイニングキッチンの部屋ということ。「DK」表示の広さは、情報誌等によりさまざまであるが、一般的には6帖以上10帖未満とする場合が多い。
>>LDK
・FRP
Fiberglass Reinforced Plastic。ガラス繊維で補強されたプラスチック複合材料。浴槽や浄化槽等によく使われる。
・K
キッチン。「1K」という場合、居室が1つとキッチンの部屋ということ。「K」表示の広さは、情報誌等によりさまざまであるが、一般的には6帖未満とする場合が多い。
>>LDK
・LDK
「L」はLiving(リビング:居間)、「D」はDining(ダイニング:食事室)、「K」はKitchen(キッチン:台所)。居間と食事室と台所が一体となった空間を「LDK」という。
>>K・DK・LDKの違いは?
・MB
>>メーターボックス
・PC工法
>>プレキャストコンクリート工法
・PS
>>パイプスペース
・RC
Reinforced Concrete。鉄筋コンクリート造。優れた強度を発揮し、中高層建築で多く用いられる。
>>SRC
・S
サービスルーム。
>>納戸
・SRC
Steel Reinforced Concrete。鉄骨鉄筋コンクリート造。強度に優れ、マンション等高層建築に用いられる。
>>RC
・UB
>>ユニットバス